屋根葺き替え

葺き替え工事とは、既設の屋根を剥がして、新しい屋根材に替える工事のことです。
葺くというのは、屋根を覆うことを意味しており、下地材である野地板や防水シートも取り替えるのが一般的。

屋根塗装では、十分に修繕ができない際は、葺き替えを行う必要があります。
「風が吹くと、天井の方から音がする…」
「屋根にカビ・コケが生えている…」
「屋根の瓦がずれていて、瓦の並びが不揃いになっている…」
といった経年劣化による、屋根材の浮き・剥がれ・ズレ・落下が起きていたら、お気軽にご相談ください。

最近では、耐震性のある軽量の屋根材への葺き替えを行うケースも増えており、お住まいの安全性を考えた屋根材が人気です。

 

~適切な時期に葺き替えを行いましょう~

● 陶器瓦

50年以上の長い耐久性を持つ、唯一の屋根材。
火・突風に強く、定期的な塗り替え工事がいらないため、ほぼメンテナンスフリーです。
ただし、屋根瓦を固定している漆喰の詰め直しは点検が必要ですので、定期的にチェックを行いましょう。

● セメント瓦

セメント・砂を混ぜあわせ、加圧形成により仕上げたのをセメント瓦といいます。
塗装で表面を仕上げるため、たくさんのカラーを選択できる分、建物のデザインに合わせて楽しむことが可能です。
陶器瓦と材質が異なるため、10年前後で塗り替えをする必要があります。

● スレート屋根

近年、住宅に幅広く使用されているのが、スレート屋根です。
セメントと人工繊維を混ぜ、厚さ約5ミリに成型されているため軽量で、耐震性に効果があります。
こちらもセメント瓦同様、10年前後での塗り替え工事が必須です。

● ガルバリウム銅板

アルミニウム・亜鉛・シリコンを含むアルミ亜鉛合金の金属板を屋根材として使用しています。
従来の金属屋根と違い、錆びにくく、軽量で断熱性が高いため、近年の屋根材の中で人気です。
加工性が高いため、スレート屋根や日本瓦に似たタイプもあり、注文住宅や複雑な形状の建物にも、万能に対応。
耐久性が高く、20~30年以上もつと言われていますが、他の金属に接すると錆びやすくなるため、飛来物などで付いた傷から錆びが発生してしまうこともあります。

 

このように屋根材によって葺き替えの目安は異なりますが、雨や雪・紫外線・風などの影響により、異常が出てくるところもありますので、気になるところがあればお気軽にご連絡ください。
すぐに当社がお伺いして、異常がないかお調べします。

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