こんにちは雨漏り補修、防水工事、塗装工事、屋根工事、外壁改修工事、外構工事などを行っている京都市伏見区の中森工業です。
久しぶりのブログ更新になります。
業務が多忙過ぎてなかなか更新出来てませんでした。沢山のお客様からご依頼いただきご紹介したい物件は山ほどあるのですが‥
そんな中で今回は京都市の某ホテルの屋上防水改修工事を行った様子をご紹介していきたいと思います。
着工前、このホテル雨の度に客室に雨がボタボタ‥‥の状態でした。責任者のO様もその都度対応に追われて大忙し(>_<)
他社の見積りも取られ当社と比較され、また工事の提案内容などを精査されO様が当社の工事プランを評価していただき社長様にもご理解いただき契約していただく事になりました。
屋上の既存防水層はシート防水でした。


かなりシートも劣化しており、破れや膨れ、またジョイント部のボンドも接着力を失い剥離を起こしている様な状態でした。




全てのシートを撤去しました。




シート撤去後にカチオンペーストにて下地処理を行い、新設防水の為の下地をつくります。この工程を怠ると新設防水層はきっちり躯体に着かず剥離を起こしたり様々な不具合を引き起こします。だからとても大切な作業なんです。


今回の改修方法はウレタン塗膜防水の通気緩衝工法です。名前の通り通気する防水なんです!コンクリート地や防水層が痛んだ屋上は雨水を下地に含んでしまいその含んだ雨水がその後湿気として上がってきます。
その際に新設防水層が下地に直に接着されてたり直に塗布されていたりする工法の場合は上がってきた湿気の影響を受けて膨れたり剥離したりしてしまいます。
それらを解決する工法が通気緩衝工法何です。初めの工程はウレタンプライマーを下地に塗布して行きます。





次の工程は通気シートを土間面全面に張って行きます。シート同士の突き合わせ部はジョイントテープを張り処理、シート端末部は端末用テープで処理、通気シートはしっかり転圧を行います。
このシートの裏地に湿気を逃す為の細工がされており防水層が膨れない様になっているんです。ちなみに当社が採用している製品はダイフレックスというメーカーの製品です。
このメーカーは老舗のウレタン防水メーカーなので素晴らしい工法が沢山あります。
我々もお客様に安心してご提案出来ます。





通気シート張り後、ウレタンを塗布して行きます。
このウレタンはペンキとは違い専用工具を使い厚みを付けて塗布して行く事が大切なんです。厚みが薄いと耐久性が落ち漏水の原因に繋がります。





このウレタンを2層します。
これで十分な厚みを確保し耐久性はバッチリ‼️






ウレタン硬化後にトップコートを塗布し完成になります。
このトップコートが紫外線からウレタン層を守ってくれるんです。


脱気筒も取り付け湿気対策は完璧‼️
通気シートの下を通った湿気はこの脱気筒から大気中に放出される仕組みになってます。


最後はビフォーアフターをお見せします。綺麗になったでしょ‼️ (^O^)
もちろん雨漏りは全て止まりました!
これが当社の得意とするウレタン塗膜防水、通気緩衝工法です。
屋上防水には様々な工法があります。
適材適所という言葉がございますが防水工事もそれが大事だと私は考えます。
最近この事を考えず自分達の事だけを考え間違った施工をお客様に提案している業者が多い様に思います。
業者選びに迷われた時は中森工業にご相談下さい。必ず満足していただける工事プランをご提案いたします。
それではご連絡お待ちしております‼️
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